お金入門 vol.2

vol.2は働き方についてです

第2回テーマ「働き方」

会社員以外に、今では個人事業主や副業など色々な働き方が出てきています。
それぞれの特徴を見てみましょう。

●会社員

メリットデメリット
収入が安定する自分の裁量が狭い
社会保障が手厚い個人のスキルがつきにくい
関われる仕事の規模が大きい組織のルールで動かないといけない
会社の名前でコネクションを作れる人間関係が面倒
銀行からお金を借りやすいMAXの収入額が決まっている

会社員はやはり収入が安定していることが一番のメリットです。近年では大手企業でも安泰とはいえなくなっていますが、個人事業主等よりも安心感は大きいでしょう。
たとえば会社を休んだとしても有給休暇で賃金を受け取ることはできますし、出産や育児で休業中でも出産手当金や育児休業給付金が支給されます。
また仕事の面で見ると、個人単位ではなく会社や部署単位で仕事を進めるため、規模の大きい業務に関わることができます。一方で、組織として動くため、職務内容や所属部署は自分だけの意思では決められないというデメリットもあります。

個人事業主(フリーランス)

メリットデメリット
働くペースは自分で決められる廃業や倒産のリスクを直に受ける
頑張った分、収入も上がる社会保障が手薄
必要な支出は経費にできる本業以外の作業が増える
個人としてのスキルが身につく社会的信用度は低い

個人事業主の一番のメリットは、自分の裁量で仕事のペースや分量が決められるということです。
たくさん稼ぎたいときには多くの仕事をこなしたり、単価の高い仕事だけを引き受け、のんびり働きたいときには受注量を減らす、といったことを自分で決めることができます。
また、会社員では経費と認められなかった交際費が経費の対象となるなど、税制面でのメリットもあります。一方で、売り上げ減による収入減や廃業・倒産のリスクもあります。

副業

メリットデメリット
空いた時間を使って収入をアップできる働き方次第では、本業に影響が出る
収入が途絶えるリスクはない確定申告をする必要がある
会社員の社会保障がある業種次第では会社との関係に配慮が必要
個人としてのスキルが身につく

副業のメリットは、会社員の安定を享受したまま、空いた時間で収入を増やせる点です。
所属している会社の規定にもよりますが、リスクを回避しながらスキルアップにも繋がります。
ただし、働きすぎるリスクはあるので、本業に影響が出ないように体調管理には気をつけなければいけません。
このように、働き方が変われば、お金の稼ぎ方も変わってきます。
自分や家族に合う働き方を選びたいですね。

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