お金入門 vol.3

vol.3は会社員の収入のしくみについてです

第3回テーマ「会社員の収入のしくみ」

Vol.1でも触れましたが、会社員のメリットとして大きなものの1つが安定した収入です。
しかし会社員を辞めて個人事業主となったときの収入が会社員時代と比べてあまり変わらないというケースも少なくありません。
しかし、会社員のメリットは安定した収入だけではないのです。
たとえば、会社員なら国民年金に加えて、保険料を会社と折半で厚生年金にも加入できるほか、扶養されている場合は配偶者も第3号被保険者として保険料不要で国民年金に加入することができます。

また、業務中のケガ等で働けなくなったときの労災保険、失業してしまったときに給付される失業保険、病気になったときの給与を補填する健康保険は個人事業主には無いメリットです。

会社員の収入についても見てみましょう。
平均年収にはなりますが、20歳代後半に400万円ほどになった年収は50歳代後半には約1.7倍になります。ここをピークに大幅に減っていく傾向にあるようです。
この金額の受け取り方はそれぞれでしょうが、2倍、3倍と増えていくという可能性はは少なそうです。ただ申し上げたように平均のデータなので、会社や個人で数字も変わってくると思います。

【第3回】の最後に、2003年からの退職金のデータを見てみましょう。
グラフを見ると、一定して右下がりの傾向になっています。
この傾向から考えると、今後も下がっていく可能性は高いのかもしれませんね。

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